2018年の夏に自力で永住権を申請し、2019年の春に不許可の通知が来ました。当初はかなり焦りました。
何軒かの行政書士事務所に問い合わせして、アドバイスや見積りを頂きました。しかし、お金の余裕はないので、委託できず。
その1ヶ月後に自力で再申請し、2020年の冬に無事に許可をもらいました!!!今回は自分の「不許可になって〜再申請まで」の経験をまとめてみました。
一人一人の状況は違うと思いますが、ご自身で手続きやられる方に、少しご参考になったら嬉しいです。
※私の場合、在日10年以上、就労ビザ→永住権
※専門家ではありませんので、もっと詳しく知りたい方はビザ専門の行政書士に聞いた方がいいと思います。
まず、落ち着きましょう
何ヶ月も待ち続けて、何と「不許可通知」?落ち込んで、焦って、「なぜ?どこかダメなの!?」
早く理由を知りたいあなた、焦って入管に連絡しても、理由はすぐ教えてくれませんので、一旦落ち着きましょう。
指定日がくるまで待つ
すぐ入国管理局に行っても相手してくれません。通知書の内容はしっかり読んで、下記の2点を確認しましょう。
- 入管に聞きにいける日にち
- 入国管理法の第○○條に基づいて、不許可になったその条文の内容(クリアしてない部分を把握する)
当日用意するモノ
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絶対必要ではないですが、あったほうがいいです。
- メモ用具
- 当初の申請書類のコピー
(私はコピーをとって無かったので、あればよかったと後悔してました。)
理由の聞き取りは申請者のみ
基本は申請者本人のみです。もしくは申請取次者
(私はすごい心配で、婚約者(→いまの旦那)を連れていったら、入室は許されませんでした。)
チャンスは一回のみ
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当日発券機で番号札をもらって、呼ばれたら通知書を持って窓口に行き、個室まで案内してもらって、そこで理由を聞くことになります。個室に入って聞けるのは「1回のみ」です。
一般的な理由しか教えてくれない
何人かの行政書士さんから、「入管の人に対して、こちらが詳しく聞こうとしない限り、サラッとした一般的な理由しか教えてくれません。」
たまに親切してくれる人もいるようですが、基本は手元の資料をみて、伝えるだけです。なので、必ずは要点をメモしましょう。
改善法を聞き出す
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詳しく教えてくれなかった場合、礼儀正しく、落ち着いて、穏やかに、かつ低姿勢で改善方法を聞き出しましょう。
「具体的にはどういうことでしょうか?」
「それを証明するためには、一般的にはどういう資料を提出するケースがありますか?」など
そこで反論して、怒っても結果は変わりません。むしろ逆効果なので、我慢しましょう。
私の場合、対応してくれた入管の方から、提出した初年度の年収は不足のこと、(ちょうど転職した年でした)他の年度はクリアまでと教えてくれました。
そこで私から「新年度は通常の収入に戻るので、新年度の課税証明書が出たら、不許可理由は解消されますか。
他の書類に不備はないですか。」と再度確認してしたところ、幸い、他に不備は無かったようです。5分も経たずに個室から出てました。
再申請=もう一度やり直し
実は個室から出たあとに、また質問を思い付いて、もう個室に入れないので、
相談窓口の方に尋ねてみました。
「再申請する場合の書類、クリアして無かった内容を改善すれば、他の書類はそのままでいいですか?
理由書などは書き直したほうがいいですか?」という質問です。相談窓口の方から「自分の状況や理由は特に変わらないければ、同じ内容で提出してください。むしろ変えないでください。」
「もし申請出した後に追加書類が出た場合、郵送で永住権審査部門に追加提出は可能です」と回答を頂きました。
さらに質問「再申請する場合、審査は難しくなりますか?」と聞いたところ、相談窓口の方から「そんなことはありません。」のことでした。
不許可の理由を解消するには時間を要する場合もあります。申請したら、また何ヶ月かかるので、しっかり問題をクリアになった段階で再度申請しましょう。
また、変に理由書などを変えてない方が良さそうですね。一貫性なくなりますので、注意しましょう。
行政書士を頼むべきか?
ケースバイケースと思います。
自分の場合、不許可の理由は単純ですし、むしろプロ頼んだら、デメリットは大きかったです。
- 金銭的なロス:何社で見積りをとったどころ、再申請の場合は10〜15万円ぐらい。(ハードルが高くなるということで通常より高くなる傾向)
- 時間的なロス:資料のやりとりなど、むしろ時間かかる。自分でやった方が早かった。なので、もう一度自力で再申請すると判断しました。
以前、就労ビザも自分でやってきましたので、
入管のサイトのとおりに資料を用意するだけの話ですし、正直苦労では無かったです。
ただ、不許可をもらった瞬間、すごくショックでした。もし同じ悩み抱えてる方、上記の内容はに少しお役に立てれば幸いです。
不許可をもらって、一週間ぐらい凹みました。
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