2020年9月マレーシア渡航レポート、隔離ホテルってどんな感じ?

マレーシア生活
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こんにちは、wuchanです。

2020年9月初旬に台北→マレーシアのクアラルンプールに渡航しました。本記事はマレーシア到着後の流れとホテルの状況を少しレポートしたいと思います。渡航前からかなり心配していましたが、なんとか無事に終わりました。私のように「マレーシアへ渡航予定ある方」、もしくは「隔離ホテルに不安を感じてる方」の参考になれば嬉しいです。

2021年5月の最新版は下記の記事をご参照ください。こちらの記事は「スタンダード」隔離ホテルとして、ご参考していただけれ幸いです。

コロナ感染状況によって、マレーシア政府の政策は日々変わっています。渡航前は必ず最新の渡航要件をご確認ください。

渡航前の書類準備

まず、渡航の要件を確認します。ご自身の条件に合わせて、どの書類が必要なのか、下記のホームページを確認しましょう。また、入国後に強制隔離されますので、それの同意書(LoU→Letter of Undertaking and Indemnity)も事前に準備しないといけません。

My entry

Letter of Undertaking and Indemnity

筆者は「台湾国籍、家族ビザ」なので、あまり日本人の方に参考にならないですが、一応事前用意した書類はこんな感じです↓↓↓

  • 家族ビザ承認通知
  • パスポートとコピー
  • 航空券
  • LoU
  • Permission to perform journey to  Malaysia(LoU提出後、得た許可書)
  • 旦那のパスポートコピーと就労ビザのコピー

実際は1部しか使わなったですが、念のため2部ずつを用意しました。※全部プリントアウトしました。

マレーシア入国

マレーシアに着陸してから約5時間かかりました。10時間以上かかった人たちもいたようなので、5時間は早いほうと思われます。一連の手続きで、トイレを探す余裕もありませんでした。なので、着陸後、先にお手洗いに行った方が良さそうです。

アプリ「MySejahtera」でチェックイン

到着後ずぐ「MySejahtera」というアプリでチェックインしないといけません。できれば出発前にダウンロードと登録を終わらせましょう。

到着後、QRコードを読み取れるところがあります。読み取って便名などのフライト情報を入力します。完了画面をスクリーンショットを求められます。その後の画面でさらにいくつのYES/NOの質問を回答します。最後の完了画面をスタッフに見せて、OKであれば、バス乗り場に行き、メインターミナルに移動します。

YES/NOの質問は結構長かったです。面倒なので全部NOにしましたが、ちゃんと読んだほうがいいです。

SIMカードを購入

メインターミナルに到着後、さっきのスクリーンショットした画面をもう一回スタッフに見せます。その後SIMカードの売り場がありますので、マレーシアナンバーを持ってない方はここで購入できます。30日間RM50プランを購入しました。

PCR検査

次はPCR検査です。鼻とのどの2種類、両方実施されます。RM250です。ホテル隔離が終わった前にもう一回やらないといけないです。(さらにRM60)

※7月のときに渡航前に3日以内のPCR陰性報告書を要件とされましたが、9月現時点は任意となっています。出発地で検査できても、到着後もう一回やらないといけないようです。

検疫用書類を記入

書類にはマレー語しか書いでないですが、サンプルがおいてあって、スタッフも教えてくれます。書類にシール貼られます。恐らく検査キットに貼るやつです。

スタッフ確認→パスポート提出

前に進むと一列に座っているスタッフがいます。空いているところに行って、パスポート、航空券、記入した紙を渡して、内容をチェックしてもらいます。簡単な質問もされます(健康状態とか)。OKしましたら、検疫ステーションの前にカゴにパスポートと航空券を入れます。検査待ちのエリアに行って座って、名前が呼ばれるまで待ちます。

検査

検査前、パスポートナンバーは?と本人確認されましたが、そんなものは覚えてないので、一回パスポートを返してもらって読み上げました。

「鼻にさす」と「のどにさす」両方をやらないといけないようです。一種類だけでいいですかと聞いてみたんですが、ダメと言われました。向かい側に座ってるおばちゃんとお互いに苦笑いして、1分で検査終了です。

ツンツンして、涙出そうな感じ。

検査費用の支払い

検査終わったら、支払いのテーブルへ移動。RM250現金とカード両方可能です。現在隔離一週間を経過しましたが、また検査結果の通知はありませんでした。まだここでブログ書いてますので、恐らく陰性だと思います。

LoUの確認

事前用意したLoUと入国許可をスタッフに渡し、確認してもらいます。隔離費用はどうされますか?と聞かれますので、現金かカードか答えればいいです。※ここでLoUまだ回収されません。

入国審査

LoU確認の次は入国審査のカウンターです。ほとんど外国籍の人は隣のオフィスに行ってくださいと言われてたようです。スタッフのテーブルの上にまたカゴがありますので、パスポートだけを入れて後ろで待ちます。審査資料はまだ渡さなくても大丈夫です。(ここの待ち時間は一番長かったです。)

呼ばれたら、資料を渡して、顔写真と指紋スキャンを求められます。終わったら、もう一回待ってから、パスポートと資料を返してくれます。再度外のカウンター戻って確認してもらって、ここで入国審査完了です。

荷物の受け取り

ここまでくると、荷物のことすっかり忘れてました。

書類記入&お菓子をもらう

荷物を受け取る前に、便名を確認されてからもう一度書類を記入する必要があります。ここでジュースとお菓子が渡されます。記入後、書類を持って、待ちエリアに進みます。一定の人数を集めてから、荷物受け取りレーンに進みます。進む前にフライト別で列に並べて、空港スタッフは一番前に歩いて、受け取りレーンに進みます。小学生みたいです。

全員受け取り完了してから、バス乗り場に移動します。

隔離ホテルへ出発

バス乗車する前、全ての荷物(手荷物も含めて)が消毒されます。

この時点、まだどのホテルに行きのか分かりません。

ホテル到着

ホテルを選ぶことはできません。着いたら、初めてどこのホテルなのか分かります。

ホテルチェックイン

ホテル到着後、チェックイン手続するため、一回6〜7人だけ下車します。残る人たちはバスの中待機。子供と60才以上は優先的に降りることができます。はじめにバスの前方に座ったほうが良さそうです。

LoU提出

再度パスポート、航空券、LoUを出します。クレジットカードで支払いの場合はカードもコピーされます。LoUはここで提出しました。

食事などの確認

ベジタリアンか妊娠してるかどうかの確認、あと注意事項の冊子も渡されます。

隔離費用の支払い

1泊RM150×14=RM2100を支払い、スタッフの方は荷物を持って、一緒に部屋まで付き添ってくれます。フロアの非常階段はビニールシートやテープで封鎖されてます。少し怖いです。

最新情報によると9月24日からRM2100→RM4700に値上げとなりました。

ホテル隔離生活

FacebookページMalaysia Quarantine Support Groupの中に、ホテル情報、食事などの写真は結構あります。ホテルを気になる方はそこで情報集取できます。ホテルレベルはバラバラで大きさも全然違います。

私の場合、くじ引きの運がないので、とわるカジュアルのグローバルホテルチェーンに当たりました。全体的に古いです。衛生面もちょっと微妙でした。以下は私が泊まってるホテルについてレポートします。それぞれのホテルのやり方は違うかもしれませんので、あくまでもご参考まで。

三食はこんな感じ

ご飯の一例、おかず基本は2つ。

たまに洋風な感じ

ホテルは3食の弁当つきで、指定時間内に部屋の前まで持ってきてくれます。温かくないけど、冷めてもないです。大半はマレーシアスタイル、ほぼ鶏肉、たまに魚。味はまあまあ食べれます。まずくはないです。

朝ごはん、めちゃくちゃ辛いチャーハン、びっくり…

シュウマイと食パンの組み合わせ(笑)

デリバリー可能

デリバリーは可能です。(アプリはGrabfoodかfoodpandが主流)ただし、注文できるレストランと時間の制限あります。時間は15:00~17:00。

スーパーやドラッグストアのデリバリーもできます。時間は8:00~18:00まで。家族や友人の面会はできないですが、必需品を受付に届けることはOKらしいです。

デリバリー可能なお店、ファーストフードとタピオカがメイン、太る隔離生活

ファミマをデリバリー。メニューは少ないが、おにぎりとスイーツが頼める。

禁止行為

以下は禁止されてます。

  • アルコール
  • 喫煙
  • ハラルフードではない食べ物
  • 面会
  • 部屋で調理、アロマディフューザーの使用など

生活用品の補充

水、トイレットペーパー、タオル、お茶など連絡すれば補充を持ってきてくれます。

ルームクリーニング

隔離中なので、ルームクリーニングもちろんありません。ホテルからゴミ袋を配られます。毎日ゴミを回収してくれます。ランドリーサービスもありません。自分で手洗いします。

ゴミ袋、ゴミは毒物扱い?

whats appグループ

チェックインのときに、ホテルのスタッフはwhats appに入れてねと最後に言われました。注意事項の冊子にQRコードがあります。基本あんまり重要なことはアナウンスしてないようです。みんながチャットしてるのはほどんと。三日目ぐらいに一回だけアナウンスがあって、検疫スタッフがきて、リストバンドを付けられました。

何の機能もついてないようです。ただ、名前とか書かれてるだけ

Twitter情報によると、「MySejahtera」で毎日健康状態を報告しないといけないようですが、知りませんでしたので、現時点でやらなくても何も言われてませんでした。

二回目のPCR検査

12日目のときに、2回目のPCR検査を実施。費用RM60、現金かカードどちらも支払い可能。検査日の3日前に書面通知が来ました。実施日にはスタッフの方が部屋まで来て呼んでくれます。少人数に分けてロビーで採血されます。(小さい針で指に刺す)支払いを含めて全過程15分程度。検査結果は電話で確認できるらしいです。(まあ、陽性反応だったら連絡くるでしょ)

チェックアウト

14日目の朝9:30からチェックアウトスタート、同じく少人数に分けて手続き。フロントから荷物の準備できましたかと、まず確認電話がきて、その後警察っぽい人が来てくれました。荷物を持ってもらってロビーに行き、手続きは10分ぐらいで終了。(部屋番号確認→書類渡し→鍵返却→ホテル明細→リストバンドを切る→釈放。)

準備した隔離グッズ

人によって必需品は違いますが、わたしの場合:

  • 洗剤、ハンガー、折りたたみ式バケツ
  • 簡易な掃除グッズ:ゴロゴロとコップを洗うスポンジ
  • 室内スリッパ
  • ヨガマット
  • お菓子、コーヒー、お茶、インスタントラーメン
  • 常備薬
  • (女性の方)生理用品、小さいゴミ袋

今回入ったホテルのシーツ、あんまりきれいではありませんでした。what appからもシーツに関するクレームが結構ありましたので、気になる方はご自身でシーツや枕カバーを用意したほうが安心かもしれません。Wifiに関して、部屋によって不安定のようです。リモートワークを予定される方はポケットWifiを準備したほうが安心です。ドラマとかで暇つぶしを考えた方は、先にダウンロードしてきたほうが良さそうです。

Netflix韓国ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出

」がおすすめです。

最後に

ホテルはイマイチなのはちょっと残念でした。一連の流れで、スタッフの方々はわりと親切に接してくれていました。(こんなに暑い中、防護服を着ていてすごい大変なのに)隔離中、朝30分、午後1時間を体を動かすように意識していましたが、やはりずっと狭い空間に居るので、10日目ぐらいに限界を感じました。そうであったも海外で隔離生活は人生でなかなか出来ない体験と思えば、気持ちを切り替えて心穏やかなに過ごすマインドも必要です。

出所祝い!焼肉は一段美味しくなった!

 

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  1. SN より:

    偶然見つけました。
    多分同じホテルで現在隔離中ですね、お互い頑張りましょう。

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