【台湾B級グルメ】台湾人オススメ「割包・刈包（台湾ハンバーガー）」のお店

「割包・刈包」は「グアバオ」と読みます。蒸し饅頭に、豚角煮、パクチー、高菜、砂糖入りのピーナッツバターを挟んでいる食べ物です。「台湾ハンバーガー」とも言われて、屋台や夜市に手軽に食べれる台湾式ファーストフードです。本記事では台湾人の私からのオススメする「割包」のお店をご紹介します！

１〜３は、夜市で食べれる正統派「割包」です。一番おすすめは「藍家割包」、4~５はレストランチェーンで、本格的な中華を堪能しながら、ワンランク上の「割包」を楽しめるところです。

藍家割包［公館駅］
洪記刈包［中山・雙連駅］
源芳刈包［龍山寺駅］
欣葉小聚
蘇杭

藍家割包［公館駅］

「藍家割包」はミシュランビブグルマンに掲載された人気店です。平日の昼前から人が集まって、テイクアウトする人も結構います。しかし、席の回転も早いので、すぐ店に入れるかもしれません。お店の人もちゃんと順番で案内してくれますので、安心です。

ここの「割包」は、好みで角煮の脂身が選べます。メニューから「全部脂身」、「全部赤身」、「半々」、「脂身多め」、「赤身多め」の中から選ぶことができます。

脂身に抵抗のない方は「半々」、脂身が苦手な方には「赤身多め」がオススメです。蒸し饅頭と合わせるので、「完全赤身」だと少し合わないと思います。パクチーが苦手な方は「不加香菜」をヨコに書けば、パクチーを抜いてくれます。

「割包」以外、ちまきとスープなどがあります。スープは３種類、「四神湯」という薬膳スープは一番人気です。ホルモンと薬膳OKの方はぜひ召し上がってみてください。「四神湯」が苦手な方は、とうもろこし豚骨スープがいいかもしれません。（もちろん「割包」だけでもOK）

伝票を書き終わったら、店員が回収してくれます。代金は後払いです。

藍家割包のメニュー

平日の昼前後、満席

外側の饅頭はふわふわ

最寄り駅：「公館」駅
住所：台北市中正區羅斯福路三段316巷8弄3號 MAP
営業時間：11:00~23:00
割包価格：60円（220円ぐらい）

平日の昼過ぎ、テイクアウトする人も結構いました。

洪記刈包［中山・雙連駅］

グルメガイドに取り上げられていませんが、台北の人気夜市「寧夏夜市」にある「洪記割包」は地元の人に長年愛されて割包のお店です。メニューはシンプルです。

刈包（グアバオ）
肉粽（ちまき）
四神湯３種類（豚ヒモ、豚ガツ、豚ヒモ＆豚ガツの薬膳スープ）

屋台なので、口頭で注文します。「刈包」は脂身無し、パクチー無しのリクエストも可能です。席で食べるか、テイクアウトか聞かれますので、最低限の必要な言葉を覚えましょう。

脂身なしにしてください→不要肥肉［ブー　イャォ　フェイ　ロウ］
パクチーを抜いてください→不要香菜［ブー　イャォ　シャン　ツァイ］
ピーナッツパウンダーを抜いてください→不要花生粉［ブー　イャォ　ファ　シェン　フェン］
テイクアウトします→帶走［ダイ　ゾウ］
ここで食べます→在這吃［ザイ　ヂェ゛ァ　チー］

日本人にも人気な夜市なので、日本語で声をかけてみて、もしかしたら通じるかもしれません。

店主と思われる方です。

「藍家」にも負けない味です。

最寄り駅：「中山」または「雙連」駅、徒歩15分
住所：台北市大同區寧夏路 MAP ※蓬萊小学校」の前に
営業時間：17:00~24:00（夜台なので、営業時間が変動する可能性が高いです。）
割包価格：50円（180円ぐらい）

源芳刈包［龍山寺駅］

日曜日の午後、わりと空いてました。

2020年、新たにミシュランビブグルマンに掲載された「源芳刈包」、中に入ってるピーナッツはやや粗めで香ばしいです。しかし、外の饅頭はかなり熱いものの、ふわふわ感は少々足りなくて残念です。また、脂身の調整は不可のようです（？）ビブグルマンに選ばれ、楽しみしてましたが、意外と普通でした。

有名な観光地「龍山寺」の近くにあって、あのディープな街「華西街観光夜市」の中にありますので、街巡りのついてに食べでもよいです。

脂身少なめでお願いしましたが、

最寄り駅：「龍山寺」駅
住所：台北市萬華區華西街17之2號 MAP
営業時間：12:00~22:00（月定休）
割包価格：50円（180円ぐらい）

欣葉小聚

「欣葉」はよくガイドブックに掲載される台湾料理が有名なレストランです。実はここでも「割包」が食べれます。今回筆者は「欣葉小聚」という系列店で食べました。「割包」の別名は「虎咬豬」です。ここのメニューは「虎咬豬」と記載しています。１個80元（290円）リーズナブルです。角煮の肉が柔らかくて味もしっかり、脂身と赤身のバランスもちょうどいいです。食べ物にうるさい母親も大絶賛しました。